- 近年、お墓の引っ越し(改葬)が増えています。故郷のお墓を守られる人がいない、遠方へのお参りは体力的に負担だという声が増えてるからです。
一方で近くても、現在のお墓の周辺環境が整備されておらず、不安に思っておられる方もいます。段差が少なく設備の整った場所で老後も安心してお参りしたいという思いから改葬するケースも多いようです。
まずは、移設するお墓をしっかりと調査することから始まります。
- 既存の墓石を新しい墓地に移設する場合、石の状態を確認しどれくらい生かせるのか判断することが必要です。
石の状態がよく墓石の磨きや文字の墨の入れ直しで移設できるものもあれば、移設のための運搬費が思った以上にかかるため、新しい墓石での建墓の提案を行うこともあります。
プランとご予算に納得いただければご契約のはこびとなります。
- 改装にあたり、御魂抜きの法要を行います。一つ目は墓石から仏様の魂を抜いて石の状態に戻すという意味と、
二つ目は祀られている仏様が墓石とお別れするための儀式としての意味があります。その後、遺骨を取り出した墓石は、
ご希望があれば磨きをかけ墨の入れ直し等の手入れを経て改葬のための施工へと進ませて頂きます。
- 工事完了後、現地で完成の確認を行いお引渡しとなります。その後、開眼法要で御魂入れを行ったあと、取り出した遺骨をカロートに納め、納骨法要を行います。読経・焼香を行い供養いたします。